ある日のことだった。
朝食をとっているはにわは、「もしもし」という声に気付いた。
あれ?と思ってキョロキョロしていると、防犯福助が顔をあげてしゃべっているのに気づいた。
はにわと目が会うと、防犯福助は、しゃべりはじめた。
「きのうの夜中さ、ドロボーがはいってきたんだよ。しかし、そいつがまた間抜けでねぇ、
机の角で足をぶつけたり、硝子の窓に激突したり、で、結局、自分一人で舞い上がって、焦ってやがった。
きっと、ドロボー初心者なんだろなぁ。結局、何もとらずに、そのまま去っていったよ。全く、馬鹿だよねぇ。」
防犯福助は、饒舌にしゃべり続けた。
はにわは呆然として聞いているだけだった。
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