トリは、夜中に、わざとドロボーのように部屋に忍び込んで、金品を盗む真似をして見せた。
ちらっちらっと防犯福助を見てみるが、あいかわらずただお辞儀をしている福助。
けっ、つまんねぇ。
そう思いながら、とりあえず、金品を袋に包むのを完了し、立ち上がろうとした瞬間...
トリは、防犯福助を見てびっくりした。
防犯福助は顔をあげ、きっとトリを睨み付けていたのだった。
な、な、な、なんだ、こいつ.......。
防犯福助と目があったトリは驚きを隠せなかった。
防犯福助は、大きく口を開き、「ドロボー!ドロボー!」と叫び始めた。
おっかなびっくりで、トリは、自分の家なのに、何も持たずに逃げ出してしまった。
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