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  エコ・スポーツクラブ
はにわ村でも、健康増進のためのスポーツクラブが大流行り。
この物語はある友達同士のはにわの、スポーツクラブ選びの話である。
「どこかスポーツクラブに入ろうと思ってるんだけど、お勧めはない?」
「ぼくがいってる、うどん屋が経営しているエコロジースポーツクラブはどう?健康増進とエコロジーが同時にできて、気分がいいよ。」
「へぇ。エコかぁ。たとえば、自転車を漕いで、それをエネルギーに変えるとか?」
「うん、そうだよ。もちろん、それもあるよ。一度体験コースを受けてみる?」
「うん、いくいく!うどん屋がやってる、っていうのもフシギな感じもまたいいね。」

はにわ達は、うどん屋が経営しているそのエコロジースポーツクラブにやってきた。
「ほら、まずは、自転車漕ぎで、ここの施設の電気をまかなっているんだ。利用客が多いといっぱい発電するから、あまった電気は電力会社に売ってるみたいだよ。」
「へぇ。いいね!エコライフ!」

はにわは目を輝かせて周りに目をやった。そこには、水車のようなものの上にのって走っている会員の姿があった。
「あの水車みたいなのは何?」
「あぁ、あれね。ここは、うどん屋さんだからね。ほら、下に小さな小屋があるでしょ。あの中で水車と同じ原理で、小麦をひいているんだよ。」
ちょうどうどん屋さんの店員が、その小屋から挽きたての小麦を出してきた。
「へぇ!すごいなぁ。でも、なんだか楽しそうだね。」
そしてはにわ達はとなりの部屋へ移動した。
「じゃ、そこから1つとって。」
はにわはいわれるまま、ビニル袋にはいった大きな白い塊を受けとった。
「・・・ん?これは何?」
きょとんとしていると、友達はにわがやり方を教えてくれた。
「まず、床において、これをまんべんなく足で踏むんだ。ほら、気持ちいいでしょ。」
「わっ、ほんとだ。なんだか楽しい!」
「これ、うどん粉だよ。こうやってコシのあるうどんを作るんだ。」
「ええ!すごいなぁ。でも、どうせエネルギーを使うんだったら、こういう有効的な使い方っていいね!」
「ほら、この上でヨガのポーズをとってみたり、いろいろエクササイズをやってごらんよ。」
はにわはいわれるまま、ヨガのポーズをとってみたりした。
「うわぁ!うどん粉が自分の形にフィットして、気持ちがいいね!」
しばらくうどん粉の上でエクササイズを楽しむはにわ達だった。
「そろそろお腹もすいたし、うどんでも食べにいく?会員割引で1杯100円なんだよ!」
「わぁ!安い!自分たちが手伝ったうどんってことだよね?」
「そうだよ!」
はにわ達は併設のうどん屋に早速うどんを食べにいった。
「スポーツの後のうどんはおいしいね!」
「うん!それに自分たちが作るのに参加してる、っていうのがまた格別!」
はにわ達はこのエコロジースポーツクラブに大満足だった。

「じゃ、最後にお風呂に入りにいこっか。」
「うん、そうだね。汗も流したいし。」
はにわ達はお風呂に入りにいった。
「このお風呂、ちょっと白く濁ってるね。ちょっとねとつく感じ。温泉でもひいてるの?」
「いや、違うよ。ほら、これこれ。」
はにわは浮いていた白いものを手にとっていった。
「あ!うどんだ!っていうことはうどんのゆで汁?」
「そうだよ!ゆで汁の有効利用だよ。」
「わぁ!すごいなぁ。うどんになった気分まで楽しめちゃうんだね。」
はにわ達の楽しそうな話し声はお風呂中に響いていた。

うどん屋経営のエコロジースポーツクラブ、あなたの町にもどうですか?