「やぁ、いらっしゃい。」
「やぁ、これが新築したマイホームだね。なかなか素敵じゃないか。しかし、噂では、欠陥住宅だったと聞いたんだけど、見た目はちゃんとした新築だね。でも、実は、家が斜めになっていて、ビー玉を転がしてみるとわかるとかなの?」
「いや、欠陥なんだけど、でも、そういうのではないんだ。」
「じゃあ、トビラのたてつけが悪くって、開かずのトビラがあったりとか?」
「いや、その辺はちゃんとできてるよ。」
「うーん、じゃぁ、シックハウスってやつ?有機溶剤の影響で、気分が悪くなっちゃうとか?」
「いや、そういうのはないんだけど。実は、配管配線がむちゃくちゃでね。」
「え、そうなのかぁ。じゃぁ、水道の水がちゃんと出なかったり、電気がつかなかったり、とか、いろいろ大変なのかい?」
「いや、ちゃんと出ることは出るんだけど・・・。あ、今、お茶を出すから。」
「あ、ありがとう。」
はにわはお茶を飲みながら、最近流行りのお店や食べ物のことなど、いろんな話に盛り上がった。
「ところで、台所の流しのすぐ横に電話があるなんて、きみは料理が好きだから、電話しながらでも料理をしてるんだね。」
「いや、そうじゃなくって・・・。」
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