・・・いやな予感・・・・。いやなニオイ・・・。
カエルの前に運ばれてきたコーヒーは、保温器の上に長時間おかれた煮詰まったコーヒーだった。
もやっとしたなんだか納豆くさいニオイ・・・。
ミルクをいれると、ますますまとわりつくようなニオイに・・・。
納豆好きなカエルも、納豆味のコーヒーはさすがに苦手であった。
以後、カエルは、店の外からミルク入れをのぞいた後、入り口のドアでコーヒーが煮詰まってないか、確かめるようになった。
とくに人の少ない店は回転が悪いので、念入りにニオイを嗅いだ。
あなたが喫茶店の前で必死にニオイをかいでいるカエルを見かけたら、それは彼かも知れない・・・。 |