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日記付きカバン・ペンギンくんの場合
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ペンギンくんは、ある日、たまには出かけようと思って街に出かけた。
そこで、日記付きカバンを売る露店を見つけた。
そういえば、これくらいの大きさのカバンは持ってなかったなぁ。
そんなに買い物にくるわけじゃないから、今のうちに買っておこう。
そう思って、カバンを買った。 |
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ペンギンくんはカバンを部屋の隅に置いておいた。
しかし、特に出かける用事もないので、しばらくそのままだった。
当然日記帳のことなんて気づいていない。
ペンギンくんは、相変わらず、部屋でだらだらとテレビを
見たり、新聞を読んだりしている。
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ペンギンくんは、こんな調子なので、
カバンの日記帳のことなんで、全然気付きもしない。
・・・・では、カバンの日記をちょっと見てよう。
◎月×日、今日はとてもひまだ。
○月○日、やっぱり今日もひまだ。
ちょっとくらいでかけてくれればいいのに・・・・。
ぶつぶつと文句が書いてある。
しかし、ペンギンくんは、あいかわらず、家でだらだらしている。 |
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△月△日、いい加減に使ってくれ!
いつも部屋でだらだらとして、不健康だ!
見られることのない日記帳には、ただただ不満の日記が記されていく。
しかし、当然、ペンギンくんはそんなことには気づいていない。
あいかわらず、だらだらと生活している。
×月×日、この、ずぼら野郎!
だんだんと悪態をつきはじめる日記だったが、しかし、
ペンギンくんに読まれることなく、カバンはホコリをかぶり始め、
文句だらけの日記帳は、白いページが無くなっていく一方だった |
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×月○日、くそったれっ!
ページいっぱいに、思いっきり書き殴った。
最後の1ページしか残っていないことに、はっと気付き、そのページ
を残して、日記帳は、しばらく日記をつけることを辞めたのだった。。。
・・・そんなことを、ペンギンくんは、知る由もなく、
今日も、だらだらと、テレビを見ているのだった。。。 |